絶望世界 もうひとつの私日記

第12週


12/25(月) 晴
今日はダグラスさんと一緒にいたかったのに。間に合いませんでした。
代わりにお父さんが買ってきた安いケーキを食べました。
これが私のクリスマスです。


12/26(火) 晴
メリルさんが騒ぎます。
「どう考えてもおかしいのよ。sakkyが来る前は何も無かったのに。」
私はひたすら反論してました。
「言いがかりは止めて下さい!私、処刑人なんか知りません。」
嘘を付くのはこれで何回目でしょう。


12/27(水) 晴
言い争いが続いています。でもどう見ても私は不利でした。
「シャロンさんはsakkyの嫌がるオフ会やろうとしたらいなくなったし、
レオンさんだってsakkyを疑った途端に消えたのよ。」
オフ会は本当に演技に集中できなくなるから。
レオンさんは私のことが嫌いなのよ。だから処刑人もあの人のイタズラで・・・
胡散臭い言い訳を重ねるたびに、私は追い詰められていきます。
それでも続けるしかありませんでした。
泥沼です。


12/28(木) 晴
とても残酷なことを言われました。
「ハッキリ言ってやるわよ。sakky、あなたが処刑人なんでしょ。
残り二人って。自分以外みんな殺すつもりなのよ!」
私には言い返す気力すら有りませんでした。
ひどすぎる。


12/29(金) 曇
これまで沈黙を守ってたダグラスさんが助けてくれました。
「やめろよ。sakkyだって困ってるじゃないか。決めつけるのは良くないって。」
ダグラスさん。やぱりあなたは素敵です。
最悪の状態の中でこそ、この優しさが生きてきます。
救われました。


12/30(土) 曇
メリルさんが不思議な発言を。
「ダグラスさん。あなたはこの女の正体を知らないからそんなこと言えるのよ。」
まさかあなたまで。


12/31(日) 雨
除夜の鐘と共に、家に石が投げ込まれました。
石にはこんな紙が貼り付けられていました。
「sakky死ね。この殺人鬼が。」
早紀じゃなくて、sakky。


第13週