序章

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Ma-me vol.6

10月7日

第16話 「愛の行方」

みんな死にました。
−完−





というわけで


UHOOOOOOOOOOOOOOOO!!!
もう二度と戻ってこないだろうと安堵していたIMI!CLUB MAMECHITTAへようこそ!
DJの遠藤“MAHOMECCHI”智久だYO
チェックイットアウト チェックイットアウト

いやぁちょっぴり夏休みが長引いちゃったみたいだねぇ。
夏休みの宿題やってこなかった悪いコにちょっぴりお仕置きしただけなのにねぇ。
謹慎ってヤツ?なんか珍しい響きだから軽くやってみたんだけどさぁ。
これがまた暇なんだわ。さすがに後悔したよ。失敗したって思った。
KIMIらのアドレスを自宅に持ち帰っておくべきだったと。
でも何もしなかったってワケじゃないよ。
なんて言うんだっけ。ほら。こんな時に溜まっていくやつ。あれだあれ。そうそう、恨み。
チクった奴のことちょっぴり恨んでたらさぁ。すごいことのなっちゃったのよ。
今じゃほら。積もりに積もってこんなに。うわぁ。どうすんのコレ。
近いうちどうにかしないとね!mufufufufufufu

さぁて早速いつものパソパソなんでも相談室に入りたいところなんですが
みなさんにひとつ悲報をお伝えしなければなりません。
ワタクシが不運な冤罪で自宅に縛られていましたころ
ポストペットの「豪快」クンが家出なされました。
彼は漢<おとこ>だった。荒ぶるメールをその身ひとつで迎撃する堂々たる姿は
猛獣と言わずとしてなんと言う。彼ほどの猛ハムスターは二度と現れないだろう。
彼は自らの宿命を悟り、新たな戦場を求めて旅立ったのだ。
ああ。彼の姿が目に浮かぶ。今もどこかで怒涛のごとく届くメールを振り分けてるんだ。
グーで殴られても沈黙のままじっと耐える「豪快」クン。
さよならとは言わない。また合間見える時が来よう。その日まで、GOOD LUCK。
そんなわけで月一回も配信するかどうかというこのCLUB MAMECHITTAをお届けしてるのは
ピンクのかわいいクマのぬいぐるみ「妖艶」ちゃんだ。以後お見知りおき世炉氏区!!

それでは恒例のアレですよ!
パソコンできない人必見!パソコンできる人も見る価値アリよ!
DJ−MAHOMECCHIがお届けするぅぅぅぅパソパソ!お悩み相談室ぅぅぅぅぅぅ
ぅぅぅぅうううううう ウッ   さっそくいってみよっか!

1通目!ペンネーム「知りたい君」!

「ウィンドウズ起動したあとはどうするんでつか?」
電源切れ!以上!

2通目!ペンネーム「まめキラー」!

「先生はカレー好きですか?好きなら何カレーが好きですか?」
カレー大好き!一番好きなのはおつカレー!

3通目!ペンネーム「ピカチュウ」!

「ピカー?」
ピカ!

4通目!ペンネーム「クラス代表」!

「いいかげんこんなメールやめてください。みんな迷惑してます。」
BOKUは楽しい!だからやめない!

5通目!連チャンだ!ペンネーム「クラス代表」!

「正直言ってみんな怖がってます。だって先生、授業ではとてもまともで良い先生なのに
 メールじゃ同じ人とは思えなくて・・・変な人で・・・・・とても恐ろしいです。狂ってます。」
OH!PHOOOO!!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!

6通目!ペンネーム「皆の代弁者」!

「死ね」
NO!

7通目!ペンネーム「女の子の味方」!
「先生がやったこと、校長先生に相談しました。
 あの子泣いてました。私の親友です。許されることじゃないと思います。」



そうか貴様か貴様が裏切ったのか貴様が貴様が俺を陥れたのか
忘れない忘れないぞあの辛く苦しい時間を恥辱にまみれたあの日々を
お前のせいで俺は苦しんだのだお前のせいで俺は泥の中を這いずりまわったのだ
重く溜まった積年の恨み闇にうごめく激しい荒波憤怒の念が加速する
許すまじ嗚呼許すまじ我とともに地獄へ行かん
燃え盛る業火に身をゆだね根源から消え去れ
滅してもなおわが恨みは貴様をなんていうのは冗談だYO!

そのお話はもう解決してるんだから今更蒸し返さないでほしいNA
冤罪を証明する証拠が無いばっかり苦汁をなめる思いで処分に従ったんだから
許されるとかそんな話をこの楽しいおメールの場で話されても
ってオイ!この質問を採用しなければ良かったんじゃないのコレ。
HAHAHA!これは失敗だいしっPAI!BOKUったらもう、馬鹿すぎ!
滑稽だNAAAAAA!

とまあ程よく笑いも取れたところで今回はこの辺にしときますか。
それじゃあみんな!


怨怨怨怨怨怨   怨怨怨怨    怨
     怨   怨   怨  怨怨怨怨
  怨 怨   怨 怨怨 怨      怨
   怨怨   怨   怨    怨怨怨
    怨      怨    怨 怨 怨
     怨    怨       怨




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