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 序章

 ъ( ゚ー^)<いち
 第1週 遭遇
 第2週 調査
 第3週 実体
 第4週 処理

 (゚∀゚)<に
 第5週 新手
 第6週 偽物
 第7週 苦渋
 第8週 白熱

 (;´Д`)<さん

 第9週 驚愕
 第10週 順応
 第11週 疑惑
 第12週 卒倒

 (ρ_;)ノ<し
 第13週 勧告
 第14週 無情
 第15週 審判
 第16週 天使







第12週 「卒倒」

11月13日 月ようび はれ

なんてことなくおじさんちにあそびにいきました。
この前のことをわびるつもりなんざサラサラありません。おじさんもふつうにむかえてくれました。
パソコンいじらしてもらってるとき、さりげなーくさぐりをいれました。
「そう言えば最近ね。学校で女の子のリコーダーがぬすまれるじけんがあったんだよ」
おじさんがビクリとからだをはんのうさせました。
「へへへえぇぇぇそうなんだあぁぁぁ」ダラダラ汗をかきはじめました。うーんわかりやすい。
おじさんはトムクルーズになる方法をアッキーにおしえてもらおうとした。
へんたいアッキーはその見返りに女の子のリコーダーをようきゅうした。なんでリコーダーなのかはしらないけど。
さらにあわよくば女の子そのものも手に入れようとしたけれど、ぼくのせいでしっぱい。
おおかたこんなところだと思います。
ぼくはおじさんにさらなるさぐりをいれました。
「それでね。先生たちがよーくみはることにしたんだって。これならもう犯人も女の子に手を出せないよね」
「まじぇっすか!?」これいじょうないくらいあせってました。
やっぱこの人、まだ女の子たちのことあきらめてなかったんだね。
させないよ!


11月14日 火ようび くもり

アッキーじしんは何もできません。おじさんさえおさえれば女の子は守れる。
つまりおじさんにトムクルーズになることをあきらめさせればすむこと。そう思っておじさんをときふせにいきました。
きのうと同じようにパソコンであそばせてもらってる時、さりげなく言ってやりました。
「トムクルーズにはなれないよ」
びくんとはんのうしました。「ななななにを言っているんだい?」れいによってうわずってます。
おじさんのことなどおみとおしさ!ぼくはかまわずつづけました。
「この前こうえんにいた人。ぼく、あの人知ってるんだ。あいつのトムクルーズはインチキなんだよ。」
「そんなことない!」とつぜんのおおごえにびっくりしました。「いくらなおやっちでもおこるゾォ!」
おじさんがいかっている。だけどびびっちゃいられません。ただしいことをおしえねば。
「だってあいつのは、たんなるコスプレだよ!」
カッと目を見ひらきました。そして「オオオ・・」とうめきごえをあげてます。
よかった。おじさんもなっとくしたみたい。そう思ったやさきでした。
「すばらしい」
うっそぉぉぉ!?
おじさんったら目をかがやかせてます。コスプレでいいの!?
いや、でもトムクルーズになるってぐたいてきにどんなふうになるかってきかれると・・
そんなぼくのしこうをさえぎるように、おじさんはたけり立ってさけんでました。
「ボクはトムクルーズになるんだ!それをじゃまするやつは、なおやっちでもゆるさない!」
きょたいがしゅーしゅーとけむりをあげてにおうだちしてます。そのかおはまさにオーガでした。
やばい。これはほんきだ!ぼくはあわててにげかえりました。
どうしよう。おじさんをてきにまわすなんて。あんなのにかてるわけないよ!
ケダモノと化したおじさんがおそってくるのをそうぞうして、ぼくはこれ以上ないくらいのさむけをおぼえました。
食べられる・・・


11月15日 水ようび ややあめ

きょうふのあまりひとりプルプルふるえてました。
あつし君に「かおいろわるいよ」とまで言われるしまつです。
金ようにはまたおじさんのじゅぎょうです。かおあわせたくない・・・
そんな時にかぎってあってしまうもんなんです。
げこうちゅう、あつし君がとおくを歩くおじさんをめざとく見つけてしまいました。
「あ!まめっち先生だ。まめっちぃ〜」しかもよんでしまいました。
ぼくがきまずい顔してるのにも気づかず、しきりにおじさんをまねきます。
おじさんは「ゃぁゃぁ」と言いながらよってきました。でもそのとなりには。
やつもまた気まずい顔してましたあつし君もやつに気づいてびびってました。
アッキーです。またおじさんとみっかいしてやがったんでした。
おじさんだけがさわやかなトークをてんかいしてました。場の空気をおさっししてほしかったです。
たえきれなくなたアッキーが「あの、ボクはこれで」とにげました。
ぼくはホッとしたんですが、わかれぎわのことばにふたたびこおりつきました。
「じゃ、金ようびにがっこうで」
「はいはーい。おまちしてまーチュ」
その時はじめておじさんと目があいました。これでもかってくらい目がわらってました。
おじさんと別れたあと、あつし君はしきりにアッキーとおじさんとかんけいについてそうぞうをふくらませてましたが
ぼくはずっとあのことばがきになってました。「金ようびにがっこうで」
アッキーがくる。イコール女の子たちがあぶない。それをとめられるのは、おじさんとしたしいぼくだけ。
だけどとめようとするとおじさんがおにになる。そうなるとぼくがしぬ。
ああ、どうすれば。どうすればぼくも女の子たちもたすかるんだろう。
だれかおしえて


11月16日 木ようび くもり

明日がえっくすでーなのに何もいいかんがえがうかばない。
おじさんのふてきでいやらしいえがおが目にちらすきます。
アッキーのおぞましいいきづかいがきこえてきそうです。
だけどぼくにはなにもできない。
いえでもがっこうでも、一日中あたまをかかえてたけどかいけつさくはでてきませんでした。
あいつら、かよわい女の子たちにひどいことするに決まってます。
それをそしするには、こうなったら・・・こうなったら・・・
またトムクルーズになるしかない!
ひきだしからすすけたサングラスをとりだしました。
はいぼくがいやなら、たたかわなければなりません。それが漢(オトコ)のいきざまです。
明日ぼくは、オトコになる。


11月17日 金ようび あめ

おじさんとアッキーはなかにわでたのしそうにはなしてた。
ぼくはこうしゃのかげにかくれてじゅうをかまえていた。こさめがふり、こごえるようなさむさだった。
このくらいじゃぼくのハートはさめないぜ。ぼくはかんぜんにリアルオトコになっていた。
じきに女の子たちがやってくる。その前に・・・ヤる。
ぼくはこしからじゅうをとりだしみがまえた。オトコのしにざまみせてやれ。いざ、しゅらばへダイブ!
「アッキー!」
りょうてにけんじゅう。黒いコートにサングラス。これいじょうないオトコっぷりです。ぼくはやつらをにらんだ。
「ぼくがあいてだっ!」
なんてあついセリフ。一度言ってみたかったんだ。
「うわ。またお前かっ!いっつもじゃましやがって。」
アッキーめ。しっかりぼくをリメンバーしてやがった。
おじさんがキっとぼくにガンくれた。やっぱりこうなるうんめいだったか。けどぼくは、たたかうんだ!
「そんなみずてっぽうでかてると思ってるのか?あン?」
あらバレてる。
「ダサッ。しんでいいよお前。」
「なおやっち。言っただろ?じゃまするやつはなおやっちでもゆるさないって。」
いきなりピンチ。でもだいじょうぶ。リアルオトコはピンチになるほどよくもえる!
ふたりがじりじりとぼくのほうによってきた。ぼくはかまわずじゅうをかまえてる。
「みずてっぽうなんざきかねぇよ。あン?」
「なおやっち。どうしてもわからないってんなら力ずくでもっ!」
ぼくはふてきなえみをうかべたままうごかなかった。
「しかなねぇ。やるぞ、えんどうまめ!」
「この、わからずやぁぁぁ!!!」
ぼくをめがけて2ひきのブタがはしった!!ドスドスじひびきならしてるっ!
ここがオトコのみせどこだっっ!!!むかえうてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!

「ケーサツよぶよ」
ボソっと一言。

アッキーはあわてふためいてにげかえっていきました。おじさんもしきりに汗かいて何かといいわけしています。
うーんやっぱリアルコトバはきくなぁ。
オトコ?知らないなぁそんなの。黒いコートにサングラス?かっこうよかっこう。いみなんかないって。
にんげんできることからやんなきゃね。それにほら、ぼくこどもだし。おとなにたよるのはとうぜんでしょ。
いやぁこれでやっとむねのつかえがとれました。きょうはグッスリねむれそうです。めでたしめでたしっと。
・・・何か?


11月18日 土ようび はれ

ふーやれやれ。とおちついてかえろうとしたときでした。あつし君がけっそうをかえてやってきました。
のどかなほうかごになにごとだろう?ただごとじゃなさそうです。
「アッキーがいるよ!しかもまめっち先生と!」
ただごとじゃありませんでした。あの人たちまだこりでなかったの?
あつし君とげんばにかけつけました。ごていねいになかにわからうらにわにばしょがかわってます。
げんばにはすでに女の子がやってきてました。
まにあわなかった!?あつし君とかおをみあわせました。
もうちゅうちょはしてられません。こうなったら本当にケーサツに・・・
そのとき、おじさんたちのかいわがきこえてきました。
「この人、先生の友だちなんだぁ。」
「おじょうさんたち。よろしくねぇぇぇぇ」
アッキーが女の子たちに手をさしのべました。手をにぎるつもりだ!
いちどふれたらへんたいきんがうつってしまいます。止めなきゃ。でもまにあわない!そう思ったら。
「あーこの人、前にもんだいになってたアッキーって人だー」
「あー私も知ってるー」
「まじぃ?いやーさいあくー」
「くさーい。ちかよんないでー」
「せんせー私この人きらーい」
「私もー。まめっちぃ。この人どっかやっちゃってぇ」
・・・・おそるべしギャルよびぐん。
女の子たちのいがいなはんのうにあわてたアッキーは助けをもとめておじさんを見ました。
「オゥベイビー、イェェェ」
おじさんはいみのわからないことばをもらし、ためいきをついてくびをなんどもよこにふりました。
「だれおまえ」
わお。
アッキーはえ?え?ととまどいまくってました。そのうちいたたまれなくなったらしく、スタコラにげていきました。
おじさん、友だちって言ってたのに・・・。これがうわさの「てのひらがえし」ってやつでしょうか。
そのあとおじさんは女の子たちとなかよくおしゃべりしてました。
「オトナってこわいね」あつし君がいいました。「うん。こわい」ぼくは相づちをうちました。
「あれ、なおや君いたんだ。いっしょにあそぼーよー」
ぼくらもおしゃべりの輪にまじり、みんなとあそびあかしました。
これですべてがもとどおり。ぼくのチャイルドライフもあんたいです。
さわやかないちじんのかぜがぼくらのあいだをかけぬけます。ぼくらのわらいごえをのせて。
花びらがそらに舞いました。ぼくはこっそりいのりました。このしあわせが、いつまでもつづきますように・・・
おじさんがボソっとぼくにみみうちしてきました。
「明日さ、トムクルーズになってみるから見にきてょ」
ダメじゃん。


11月19日 日ようび くもり

おじさんとアッキーはインターネットで知り合ったそうです。前にみつけたジャンクなんとかってとこで。
それにしてもアッキーのようなあやしげなやつをかんたんにしんようするなんて。
そう言ったけどおじさんは「そう?ふつうの人だったじゃん」などとほざいてました。
同じブタどうしなら、ブタなのが当たり前なんだね。なんかなっとくしてしまいました。
さて、おじさんはトムクルーズのコスプレにチャレンジしました。
コンビニで買ってきたというサングラスをいとおしそうにながめてます。
「これでボクもあこがれのトムに・・・」
そんなんでいいのかなぁと思いつつも、おじさんが楽しそうだったので何も言いませんでした。
いよいよサングラスそうちゃくです。おじさんの手がプルプルふるえてました。
じわじわとかおにちかづけて・・・「お・・おおお・・・・ふぉおぉぉおおおお!?」
おじさんのぜんしんがビリビリきてる。そしていま、サングラスがおじさんの顔に・・・・・!!
やった!マメクルーズのたんじょうだぁぁぁぁぁぁ!!

パキリ

サングラスがわれました。ボロボロとざんがいがおちていきます。
おじさん・・・顔もふとってるから・・・
おじさんはカッと目をひらき、口元に楽しそうな笑みをうかべたままかたまってました。
ぼくが声をかけてもはんのうしません。かんぜんにお出かけ中でした。
あまりにあわれだったのでぼくはかえりました。
かえりみち、とおくの方から「ムキィィィィ!!」とやじゅうのようなおたけびがひびいてきました。

まったく。リアルアニマルがっ


さてさて、あんなのにかまってるとあたまがいたくなってしまうから
ぼくはもうねることにします。てゆうかなんかほんとにあたまいたいです。
いやほんと・・・・・・・・・・・・・・あれ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょっとこのいたさはしゃれにならないぞ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんかきゅうに・・・めのまえが・・・・・・くらくなって・・・
・・・・・ぼく・・・・・どうしちゃったんだろ・・・・・・・・・・・・
まさか・・・・・・また・・・・・・・・・・・・びょうきが・・・!!
・・・・・やだよ・・・・・・・・・・・せっかく・・・・・・・・
・・・・手が・・・・しびれ・・・・・・・・・・
・・・・・くるしい・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・
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(;´Д`)<さん オシマイ
→(ρ_;)ノ<し





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