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 序章

<腐食編>

第1章 「深淵の蟲」
 第1週 跫音
 第2週 浸食
 第3週 激化
 第4週 天誅

第2章 「孤城の華」
 第5週 遺産
 第6週 歪曲
 第7週 崩壊
 第8週 散花

第3章 「背徳の咎」

 第9週 浮遊
 第10週 煮沸
 第11週 逆転
 第12週 断罪

第4章 「絶望の時」
 第13週 白紙
 第14週 泥濘
 第15週 絶望
 第16週 引導

<虚像編>

第5章 「電脳の渦」
 第17週 輪廻
 第18週 接近
 第19週 衝撃
 第20週 凶行

第6章 「悠久の闇」
 第21週 波紋
 第22週 追跡
 第23週 煽動
 第24週 漆黒

第7章 「虚空の塔」
 第25週 降臨
 第26週 劫火
 第27週 混沌
 第28週 淘汰

第8章 「希望の光」
 第29週 決戦
 第30週 呪縛
 第31週 絶叫
 第32週 昇天














第8週 「散花」

12月28日(月) 晴れ

年末から年始にかけて両親が帰省します。早紀は受験勉強のため行きません。
僕がそんなイベントに参加するわけがありません。だから明日からは早紀と二人きりです。
早紀とは必要以上の会話しかしてませんが、心は通じ合ってると信じてます。
心だけじゃ足りない。体も通じ合わないと。愛さえ有れば何をしても構わないはず。
僕には愛がある。


12月29日(火) 曇り

両親が帰省しました。帰ってくるのは今週の土曜日です。もっと遅く帰ってきてもいいのに。
これで邪魔者は居なくなりました。早紀には素直に僕の気持ちをぶつけることができます。
早紀の作った晩ご飯、とてもおいしいです。早紀の沸かしたお風呂、とても良い加減です。
早紀の使った歯ブラシ、とてもおいしいです。早紀の性器、きっと良い加減です。もう我慢できない。
早紀と、1つになりたい。


12月30日(水) 謎

早紀・・・・・・・・・・・・・・・・。


12月31日(木) 早紀

早紀早紀僕早紀早紀早紀はお前早紀早紀が早紀早紀早好き紀早紀で好き早紀早紀早で紀早紀
早紀早紀早紀早紀たまら早紀早紀早紀な早紀い早紀早紀早紀早紀早紀早紀早紀早紀早紀早紀


1999年  1月1日(金) 晴れ

早紀を犯しました。年明けのカウントダウンと同時に襲いました。
テレビのボリュームを大きくして近所に悲鳴が聞こえないようにしました。
年に一度、この時間だけはほとんどの家庭がテレビをつけています。声はテレビの音に消されました。
している最中、何故か僕は妙な既視感を感じました。僕は童貞だったのに。何処かで同じ様な事が?
・・・・・・・・・・・・・・あ・・・・・・・・・奥田のレイプ画像。僕は奥田と同じ事をしてたんだ。
でも僕は奥田とは違う。僕には愛が有ります。愛ゆえに犯した。早紀が僕だけを見て欲しいから。
好きだから。愛してるから。僕には早紀しいないから。時間がたてば早紀だってわかってくれる。
今、早紀は部屋で寝込んでます。事が済んだ後、早紀はフラフラと部屋に戻ってしまいました。
目をつぶると泣き叫ぶ早紀の顔が浮かんできます。喜んでくれると思ったのに。
一つ残念なのが、早紀が処女じゃなかった事です。ちくしょう。相手は誰だ。早紀は僕のだ。
早紀は僕だけのモノ。


1月2日(土) 曇り

早紀が壊れてしまいました。どんなに話しかけても反応が有りません。ただ宙を見つめるだけです。
帰ってきた親はびっくりしてました。何があったのか聞いてきます。本当の事なんか言えません。
「昨日早紀は一人で初詣に行った。帰って来た時にはもう様子がおかしかった。」と言っておきました。
親は警察に連絡して調べてもらってましたが、年始は犯罪が多い為あまり相手にしてくれません。
肝心の早紀が喋れる状態じゃないので捜査は行き詰まりそうです。
早紀が壊れて悲しいはずなのに、僕は何故か安心してます。警察に捕まりたくないからじゃない。
早紀は他の人との交流を断って、僕だけを見てくれてるんだ。だから僕は安心して早紀を愛せる。
早紀にはもう、僕しかいない。


1月3日(日) 晴れ

早紀は病院に入院することになりました。
家にいないのは寂しいけど、会いたい時はいつでも会えます。
早紀はもう何処にも行かない。何処にも行かせない。
早紀、もう離さないよ。


- 第2章 孤城の華 -  完
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